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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2011年12月のよく遊べ
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●2011年12月10日(土)

男物のきもの  

定番の西陣お召は除いて、新作展用に用意した着尺。

手前から
小千谷・松煙染め真綿紬着尺 ほのかな縞とふくれが
小千谷・松煙染め真綿紬着尺 縞
万筋染め小紋着尺 目返し
角も四合わせ染め小紋着尺 目返し

廉価な真っ白な縞大島(画像はなし)は、来年の郡上八幡での展示会の時に着るため、単衣で仕事用に仕立てるつもりです。最近、更年期なんでしょうか?袷で動くと、汗だくになります;;;汗 大島は本来単衣に向いていますので、襦袢もさらりとしたものにしたですね。問題は袴です。

上は白(見事に)。ほのかに薄いグレーの細い縞柄です。なに色の袴がいいでしょ〜。ふむ〜
宮司さんが履いてるようなあの水色、案外嫌いじゃないですが;;赤は巫女さんになるし、、、やはり、グレー系でしょうか。。
お客様に『この白大島、自分で着ようと思うのですけど、、、』と訪ねましたら、笑われていました^^;;

反物を眺めてみますと、やはり女性が着た方が美しいだろうな〜と思うのですが、お顔がくすんで小じわも増えたこの顔のために、いよいよレフ版着物の登場かと秘かに目論んでいます。

●2011年12月03日(土)

なか志まや 新作展 男物より

ネット等で提案する多くは女物の着物が多いのですが、男物も揃えてあります。普段からバリバリ着たい男性には紬や綿素材がお薦めですが、今回紹介するのは、かなりの席まで着用可能なお召し着物と染めの羽織です。

着物は西陣の紋お召で斜め格子を織出しています。いま僕が一番着用している着物がこれです。もっぱらこれに無地袴で仕事をする事がおおいですね。縞、格子という男物は多いですが、これは女性も着れる柄です。この反物は1尺1寸。180センチを越える男性でも、まず裄寸法で困ることはないでしょう。

羽織は染めの着尺です。巾1尺1寸3分と、これまた広幅の生地、画像ではなかなか分かり難いですが、極細を織出したちりめんの白生地に万筋を目返し(江戸小紋と違い地色も染まってます、この場合はグレー)で染めたものです。
触り心地がとてもしなやかで、着物は勿論、羽織にするには最適でしょう。

角帯は、京都の丹波屋という処が織出したものです。
モール糸と紬糸を使いながら緯段を。モノトーンの質感によく合う帯です。

羽織紐は、房のないものを選んでいます。京都のさくらより。