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店主中島の、習い事など趣味のページです。

2013年08月のよく遊べ
[過去のよく遊べ一覧]
●2013年08月27日(火)

無地のようで無地でない 絵羽もの


『隠れ星』 仁平幸春作

画像の着物を見て少し違和感を覚えるかもしれません。
仮絵羽にするときに間違えたのでもありません。
意図的に下前の裾から衽(おくみ)にかけて柄を配置しました。
他に絵柄はありません。

つまり、正面やうしろから着姿を見ると無地の着物を着ているように見えますが、着手の右側に居る時、また着手の動作でチラリと柄が見えるように染めて貰いました。

題名の通り星をイメージした図案。
『二つの月』という新柄の帯に合う着物を染めようとして、こういうアイディアを思い浮かびました。月と星という安直な考えですが、すこしひねりました。

月の帯に用いる波地紋の生地と少し似ている白生地を選びましたので、紺無地の着物ですが斜め地紋が浮き上がりニュアンスもあります。

『二つの月帯』は計らずも違う着物とコーディネイトすることとなり、今はこの着物のみですが、ご覧のとおり色んな帯を受け入れてくれる着物です。この着物がどんな帯と取り合わせされることになるか、今から楽しみであります。


●2013年08月26日(月)


『隠れ星』の白生地

●2013年08月19日(月)

絞りのきものと月帯 2点とも仁平幸春氏作

重層的な銀彩を用いた月帯はこれで何作目だろうか。
前に染めたものと似たように見えますが、ひとつひとつ月の形も地色も違います。

画像では色や地紋が上手く画像に収められていませんが、波地紋の紬地に深い青が染まっています。二つの満月ですが、、、月の表と裏でしょうか。我々地球人には月の裏側は地表からは見えないので、神秘的ですね。

きものは、地紋が面白い生地を、手絞りで染めたもの。
この銀彩しかり、全面ロウムラもしかり、仁平さんは白生地の素性をより視覚的に見せてくれます。今回は絞った時に出来たシワを生地目に残し、今までの呉服的感覚には納まらない魅力的な着物と帯の取り合わせになりました。


●2013年08月16日(金)

今夏最後の夏の装い 仁平幸春作・夏の訪問着

古典の西洋レース柄を和用にデザインした、仁平幸春氏作の夏の訪問着。生地は三越絽を使用。細かな生地の透け感がレース柄との相乗効果で、よりリアルなレースの柄に見えてきます。

レース柄を丸紋の飛ばし風に配した夏の訪問着。
この着物はレース柄に目がいくよりも、その黒地の空間の美しさに目が行きます。

平面に描かれた絵柄を身体に巻いたとき、無地の黒の部分が身体に心地良いように描かれているのです。

訪問着や留袖は、その絵柄に重きを置く為、実際に着用したに時その絵柄に違和感(身体に沿わない)を覚えるものが多いですが、絽地とレース柄の相乗効果を最大にして控えめにみせるという傑作の1つになったと思います。

帯合わせが楽しみで、チャンスがあれば全体像をお見せしたいものです。