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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2007年02月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2007年02月27日(火)

   『着付Homme』について

 はじめての試みでありますので、いろいろ頭を悩ませています。
いまのところ、

1、10組限定でしっかりと覚えていただく。
2、受講料金 ¥3,500 (検討中)
3、長襦袢から最後まで、すべて着付をマスターするコースと
  着物から最後までのコース
  帯からのコース
  など、受講コースを分けて考えています。
4、着物の各名称をはじめ、女の着物の基本的知識もマスターしていただくのは
  勿論です。

5、その他、なか志まや・中島寛治による脱線気味な知識、及びスキルを伝授し
  着物をより楽しめることを目指しています。


 などなど考えています。今後、若干の変更はあるとおもいますので、応募していただいた方々と相談もしながら進めて参りたいと思います。


 

●2007年02月25日(日)

  お洒落に人生を過ごしてみようと、、、

 考えていらっしゃる方は多いと思います。僕も或る部分はそう思っています。
(かなりいい加減に生きているところが多いので、、、すみません。。。)

 そういう方が、着物を求めたい!とここにこられると俄然、アドレナリンが出るんだなーて感じています。なにが、センスがいいかとは、まったく個人的な嗜好で構わないと思うのですが、共感できるところがあると、ほんとうに素敵な着姿を提案できるのではと思います。たとえば、若い男性の方でも、白髪ショートのキリリとされた女性でも、どんな年代の方でも
『なか志まやは、何を提案してくれるの?』
と問われれば、俄然、自分の『自分の中で』研ぎすまされるようです。

 これしかない、、、、!

という感じです。

 そういう風に僕をしていただけるお客様は、本当にありがたい。。。。。。。
そう思える方が来て頂けた気っ風市でした。

 あと一日ありますが、本当にありがたいです。。。


●2007年02月21日(水)

      前略 おふくろ様

 もともと、彼が名古屋から東京に居を移した先が神楽坂で、生まれた時から
花街を徘徊している友にひきつられて、京都祇園 金沢 東、そして今、なにかと
流行りの神楽坂で遊んでいるわけで。
 ここ一年くらい、やたら夜に深酒して毎朝浮腫んだ顔をみては反省もするのだけれど、やはり飲んでいるわけで。

 仕事の話が2割で、あとは『美容と健康』話に盛り上がる友は、異国の花街に今は
事務所を構え、世界戦略を淡々と進めています。これまで幾度も僕に新しい方向性のヒントとチャンスを与えてくれた友の挑戦は、いつまでも東京にしがみつく僕には
とても追いつくことのできないチャレンジであり、でもそれが洒落のように感じるのは、男としての器量か肩の力の抜き方がうまいのか、それともそう見せてるだけなのか、ぼくにはわからないわけで。

 毘沙門天の真ん前に、お洒落なビルができてその居酒屋で、本当に立ちまくった銀シャリを頂いてます。そのあとは路地裏の地下にひっそりとある、大人のBarで飲み直した。いつまでも門前の小僧のような僕だけど、こうして大人のように遊べるから
始末が悪いです。特に話しのオチはないのだけれど数日後にまたパリに発つ友と久々にゆっくり話ができたのは、よかったと思ったわけです。ハイ。

 追記:今日も酒臭いのかな、、、、orz

●2007年02月18日(日)

気っ風市徒然。。。。

 米沢から仕入した紅花紬が、着尺、絵羽も含めてすべて売れてしまった!
仕入してすぐの気っ風市の商品は確かにお買い得になるのですが、なか志まやが得意とするメタリックな光沢感の着物達とは違う、柔らかな温もりのある光沢感のある紬でした。遠目には無地ですが、幾つもの色で織り出されていて、みれば見るほど味のでる着物でした。
 そういえば、かなり濃いグレーの白鷹御召しの無地も今日、お買い求めいただきました。着物に精通されていて、自ら生地フェチとおしゃる方の目にも、僕も納得の一枚でした。これを仕入するとき、一衣舎の先生もお連れしていたので、先生からも
『いい生地ですね!』とお墨付きをいただいていたので、是非、一衣舎さんでお仕立てをと言われています。
 まずは、単衣で!いついつの時に、、、と目を輝かされてご自分で、あれこれ
帯をあわされてる様子は、他のお客様でバタバタしていた中島も、申し訳ないとおもいがらうれしいものでした。

 まだ、二日目ですが、点数を絞りながらも、自分の目で仕入したものと、セレクトした応援商品がちゃんと手応えがあるのはとても励みになります。

 朝からの雨で、沈みがちでしたが、今日の2時すぎの間雨の太陽のようにとても
晴れやかな気持ちになりました。

 ありがとございます。

そういえば、初日にお着物で来店して頂いたお客様の着付を、僭越ながら、3名ほど手直しさせて頂いた。それぞれに着ていらしたのだけど、ちょっと直してもいいですか?と、まるで、街で時々遭遇する世話焼きおばさんの如く、接客の合間を縫って
着付をさせて頂きました。
 なか志まや一式のおコーディネイトも、そうでない着物も、やっていくうちに
着付にもやはり、かなり好みでるなーと、自分で感心してました。

 上手な着付なのか分かりませんが、着姿の感性イメージをなんとか形にしようと
努力するので、その出来上がりを見て、嗚呼〜僕らしいな、、、て。

 買って頂いた着物を、どのように着て頂いても構わないですし、着るものは
そう云うものだと思うのですが、着方に口をだすのは、いかにも着物的ですし、そういことをするなか志まやは呉服屋のなかでも、やはり
異質なのかと思います。

 おせっかいおばさんにならなければよいのだけれど、、、

●2007年02月14日(水)

    今日は撮影。。。。

 男物の準備はこれで全部、、、、あっまだ。
それと、、、、、、この男に合う女の着物を一揃え用意せねば!
何を着せるつもりで、用意しようか、、、、ああ〜氷結感酎ハイ。。。酔った!


 拝啓なか志まやさま、、、気っ風市の準備はお済みですか〜。。。爆

●2007年02月09日(金)

  『如風 inside of wind 』

 大倉正之助 構成・演出 新国立劇場

http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/10000083.html

 能楽囃子大倉流太鼓 日本能楽会会員 重要無形文化財認総合認定保持者
の大倉正之助さんの舞台衣装を創作しました。
 やたからすのデザインは、なか志まやでもお馴染みの『岡 達也さん』、デザイン会社エクスプリム マニグリ真矢さんの縁で今回の舞台衣装をつくることとなりました。
 今回の舞台の内容は、上記のHPをコピー&ペーストして参照していただくとして、8日の衣装合わせ 9日のゲネプロと、これまたギリギリのスケジュールの中で
なんとか、明日本番です。
 大倉さんの衣装のみについてコメントさせていただくと、ちょうど舞台がはじまってから中盤あたり、観客席を背に斜めに大倉さんがゆったりと登場して、
『さっ!!』と所作をされるシーンがあるのですが、、、、
そのとき、この衣装の本領が発揮されました。すこし鳥肌!
伝統と前衛が語りかけるものーといのが、この公演のコンセプトですが、着物姿という伝統にどこまで斬新で創造性あふれるものになったでしょうか?
 
 10 11日のみの公演。ご興味のある方は是非。
公演が終われば、衣装も詳しくお知らせ出来る、、、かな、、、、?

 ちなみに、これは、袴ですが、仕立て制作は勿論、『一衣舎 木村幸夫氏』
獣のような(笑)生地に理性を与えてくださいました!
『ここまでしかできないよ、、、、』という、珍しく弱気な発言でしたが
着用してみると見事な着姿となりました!

 さて、明日からの公演が無事に盛況のうちに終わりますように!

ああー気っ風市と名古屋展などなど、準備おくれてます、、、汗

●2007年02月06日(火)

   もの創りをする二人

 まえに、『ウエディングドレスのような光沢感のある生地にして!』という発注を
見事にさらりと御召しで表現をしてくれました。抜群に恰好のいいポリエステルの生地を、御召しで再現もしてくれました。今回は、熨斗目取りの相談です。
 なか志まやのグレーで新たに着尺も2タイプ発注しています。
『ほな、やってみますし!』という言葉の裏に、どれほどの手間をかけさせているか、今回の飲み会で、実感もできました(汗)。

 新しい生地を開発したりする労力は、知らないはずはないのですが、ただこうして
じっくりお話をさせてもらうと、なるほど〜と頷くことが多く、単純にまずそのデザインを重視する僕の目に、すこし欠落している処を実感しております。

 『横に張りがない!』といま、一衣舎さんからお電話を頂き、『ほっほんとですか〜!!!!』と(泣) なか志まやは、かなり特殊なものをオーダーしているので
これは、ますます生地を見る目を養わないと今後問題があるなーと反省しています。

 新幹線の中の雑誌で、彦根城のイベントとして和田エミさんの衣裳展があるのを知り、そのインタビューを拝読しました。石川瑛子さんの本も読み返すたびに、インスピレーションをデザインし、衣装として成立させる彼女達のエネルギシュな生き方を
糧にして、僕も頑張らねば、、、、、と思いますね。(努力が足らん、、、、)