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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2013年06月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2013年06月28日(金)

夏衣・とっておきの白の麻きもの

経て糸はラミー糸(紡績糸)緯糸は越後上布に使う文化財糸・苧麻を織り込んだ白生地に、京都でシケ引きをしてあります。

ほのかにグレーで霞が掛かったくらいのシケ引き染め。布地の重なりでグレーが浮かんだり、白が強調されたりもします。
帯は麻絽の九寸名古屋帯。墨と胡粉で染め分けをしたシンプルなでモダンな帯。

和楽7月号に掲載した帯とは、少し変えてあります。
和楽では大人の可愛らしさを演出できるような装いにコーディネイトされていまし

たが、この取り合わせはモダンアートのよう。



麻のきものですが、すこしドレッシーに装いたいときにぴったりのように思います。

●2013年06月27日(木)

夏衣・とっておきの白い麻きもの

麻絽の九寸名古屋帯 

帯の前柄。白の部分は胡粉で。あとは墨の濃淡
7月号の和楽に掲載した帯の別バージョン。

和楽では苧麻の白生地に一色で更紗を染めて、すこし大人の可愛さを演出できる装いになっていましたが、この取り合わせは白・グレー・黒のモノトーンだけで構成されていますので、素材感も色彩感もクールな装いになると思います。

帯揚は麻の黒無地でしょうか。。。それともグレーにして
帯締で締めましょうか。。


●2013年06月25日(火)

今日のお支度

雨もなんとか持ちこたえそう。
小さな菱柄が少し透け気味に織り上げられた、先染め絹透かし織りの単衣。この時期にぴったりの色合いです。

白の袋帯も紬糸と箔使い、軽い質感で織られています。
雪輪の文様が地色の共色、薄いパープル、薄いブルーと現れます。

帯留めは、、、宝石の名前わすれました。。うすいパープルと銀糸の三分紐。帯揚は白黒の千鳥格子。装いのアクセントになっています。バックの質感も着物の装いに合っていますね。


●2013年06月13日(木)

グレーをベースにした夏物と単・袷もの 新作入荷

勝山健史氏の経緯(タテヨコ)塩蔵繭の糸を使用した名古屋帯が入荷しています。今回は平織りに挑戦。和紙のように軽く、美しい光沢を放つ帯、唯一無二の帯と言えます。そして、これまた新しい紋で織り上げた『織司なかむら』の西陣紋お召を。少しだけ紫味を感じるグレー。程よく肉厚で生地風合いがとてもよい。美しいドレープが着姿に生まれます。
遠目には無地に見えますが、細かい縞とギザギザの文様があわさった複雑な紋お召。生地の表面に浮かぶ光と影が生地に奥行きを生んでいます。

夏物は上布に墨刷毛目、墨染め分け、墨で格子更紗 全て仁平幸春氏の作品です。


●2013年06月12日(水)

仁平幸春氏・新作帯が入荷しています

紬地に小花更紗文の九寸名古屋帯。
グレー味のある紺地の濃淡。知的な印象を覚える更紗の帯です。
西陣の縞お召をまずは取り合わせてみました。
軽いお出かけの雰囲気です。

●2013年06月11日(火)

なか志まや・夏衣展と気っ風市に出品作品。

タテ糸はラミー、ヨコ糸は越後上布に使う文化財糸を織り込んだ生地。京都・染めの小阪さんにシケ引きをして頂いた着尺。潔い白の麻の着物になりました。日差しに美しく映える着姿を作ってくれるはずです。

生地にタテ縞が走り透け感が美しい夏用絹素材の名古屋帯。仁平幸春氏に十字小紋を染めて貰いました。生地にもともとある縞の文様を活かした染め柄がとても涼やか。紫を感じる紺地にビビットなブルーのドットもお気に入りです。


●2013年06月08日(土)

なか志まや夏衣展と気っ風市、今日から始まりました。

着物は渋いグレー・変わり絽目の着物に、約2寸間隔で刷毛目を紺地で染めたもの。
帯は苧麻の帯地にふんわりした唐草文様を。共に仁平幸春氏

岐阜で開催した『仁平幸春展』で展示した作品も並んでいます。

16日(日)までやっています。


●2013年06月01日(土)

2013年 和楽7月号掲載

小千谷縮きもの

山下絵里さん 苧麻八寸帯  (売約済み)

帯締 帯揚 バック 和小物さくら