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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2013年07月の店主日記
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●2013年07月25日(木)

真綿入りパナマ草履

オーダーするのに時期的にギリギリになってしまいましたが、本日届きました。大変贅沢な真綿入りパナマ草履です。
パナマはパナマ草を乾燥させて手編みした夏限定の素材、足裏に熱を溜め込みにくい耐久性のある優れた素材です。

花緒の芯縄には麻芯が使われていて弛みにくく、草履の天(上の部分約1.3cmほど)に、約20cmの真綿を圧縮して入れています。
エナメルでも帆布の台でもそうですが、一度この台を履くと他の台を履けなくなるというぐらい足元に優しい草履台です。

この草履で夏の着姿が完成します。


●2013年07月19日(金)

今日のお支度

夏に黒、冬に白。真逆なような気もしますが、ありだとも考えています。
黒の夏のきものに羅織の帯。

道明の笹波組はお客様が新色案内でお求めになられたもの。
お好みでいつもよりタイトな着付を心がけました。
凛とした着姿でお出かけになられました。

追記:道明の並寸法はこの方にはちょうどよい長さでしたが、今の標準的寸法からいうとやはり短めでした。これは帯の総丈寸法にもいえることで、お買い求め頂く時に注意すべき点です。


●2013年07月06日(土)

夏衣・ブルーグレー

小千谷縮の白生地に霞とも水流とも感じられるトラ目染め。
生糸を混ぜ糸密度を変えて経て縞を織り上げた九寸の夏帯生地に、十字文とドットを染めた名古屋帯。

共に仁平幸春氏の作品です。

●2013年07月05日(金)


麻の着物は、何度も着ては水洗いしていく程に身体に馴染んでいくはず。着用で生まれる皺も、きっと味わいのあるシワが生まれるのではと考えています。

画像のように趣味性の高い着こなしから、羅の無地八寸などを締めて少し改まったお出かけ着にもなる着物です。

●2013年07月04日(木)

麻の着物に羅織りの八寸帯を締めて、少しあらたまった装いに

今までは無地の羅織りをお薦めすることが多かったのですが、これは絵緯で変化をもたせお洒落感がありながら、格調さを醸し出している帯になりました。
通常は絽などの夏生地、無地・小紋・附下などに合わせることの出来る帯ですが、こうした後染めの麻ならこの帯と取り合わせすることにより、TPOの幅も広がるはずです。