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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2013年08月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2013年08月29日(木)

海外でも馴染む着物姿

とっておきの白の麻着物という記事で紹介した着物と帯を、きものギャラリー睦月の横山さんが、イタリアでお召になって下さった様子が伝わってきました。

私は静の着姿よりも、こうした動の着物姿の中で切り取られた一瞬が美しいと感じますし(決められた和服ポーズはあまり好きではない)、その為には着付の技量、身体のさばきなど熟練したものがベースにあるから、着物や帯、小物などの取り合わせの美が活きてくるのだと思います。

白い日傘が合うだろうなーという想像をはるかに越えて、おそらくどんなお洒落なイタリア人のカジュアルよりもお洒落であったはずです。この着物も上布という、ある意味、究極のカジュアルですから。西洋の夏のカジュアル、それは意地悪な言い方をすれば弛緩した露出、、、とは真反対の日本の夏衣装の美しさの一例になる、、、そんなことを感じさせてくれる画ですね。


●2013年08月20日(火)

雑誌、美しいキモノ秋号が届きました。

仁平幸春氏のレース訪問着となか志まやで用意した帯が載っています。本文中には『ミニマルなデザインを意識した、スタイリッシュな装いでモダンバレエに』と紹介してあります。

また、『ハンサムウーマンと言うべき装い』とも。

今回の帯び合わせは、たまたまこのように同調したシンプルな装いになりましたが、もう少し色調とリズム感を変えた帯合わせ、、つまりはもっと古典的な帯び合わせも出来る着物だと思います。

また、今回は帯をもうひとつ掲載してあります。
藤井礼子さんのジャワ更紗の帯です。
よかったら探してみてください。今までのレイシア更紗とはひと味違う帯ですよ。




●2013年08月16日(金)

とっておきの白の麻のきもの着姿

麻の着物に麻の帯。

モノトーンでまとめられた着姿は、灼熱なコンクリートの中でも涼を与えてくれそうです

●2013年08月15日(木)



経て糸はラミー糸(紡績糸)緯糸は越後上布に使う文化財糸・苧麻を織り込んだ白生地に、京都でシケ引きをしてあります。

ほのかにグレーで霞が掛かったくらいのシケ引き染め。布地の重なりでグレーが浮かんだり、白が強調されたりもします。
帯は麻絽の九寸名古屋帯。墨と胡粉で染め分けをしたシンプルなでモダンな帯。

和楽7月号に掲載した帯とは、少し変えてあります。
和楽では大人の可愛らしさを演出できるような装いにコーディネイトされていまし

たが、この取り合わせはモダンアートのよう。

麻のきものですが、すこしドレッシーに装いたいときにぴったりのように思います。