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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2016年03月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2016年03月12日(土)

着物 勝山健史 『綺芙織』 塩蔵繭使用
帯  勝山健史 『オーナメント小花文』 塩蔵繭使用

『絹織物の美しさ』を追究する為に、まずは「桑の木』から、、、という途方もない試みをはじめられたのが15年前。完成した美しい絹糸から作られる作品は、とどまることなく毎回のように進化していきます。
反物をさらりと出した瞬間に、殆どのお客様が『おお〜!!』と声を上げられる程の『絹織物の美しさ』はやはり別格だと思います。

『なか志まや 一衣舎 komamomo玖 三人展』出品作品より。
3月19日(土)〜23日(水)5日間
11時〜19時(最終日は17時まで)
名古屋市本山 flootにて
名古屋市千種区四谷通2−8
http://floatmotoyama.wix.com/float

地下鉄名城線・東山線 本山駅5番出口より地上に出、目の前の四谷通りの坂を登って1〜2分。ルーツストーンビルの一つ手前のYOU YOTSUYA 2階です。


●2016年03月08日(火)

名古屋・本山 『なか志まや 一衣舎 komamomo玖 三人展』に出品

着物 織司なかむら 小格子風通織お召
帯  佐藤新一   吉野格子九寸名古屋帯
帯締 和小物さくら 3色(紺と茶/黄)冠組
帯揚 和小物さくら 暖かい袷〜単衣向きの生地

一挙に『春よ来い!』的に暖かい日でした。3月19日から名古屋で第2回の三人展。桜には少し早いけれど出来れば穏やかな天気に恵まれますように。宜しければ、着物を着て散策がてら会場にお越し下さい。

着物は、両A面(昭和ポイ表現)、画像は小さな格子、裏は縞柄。この画像だと見えませんが、紫の極細い経て縞の色がアクセントになっています。裏側の見え方もポイントになる、単衣にして着て頂くのにもちょうど良いこのお召。春以降の雰囲気にしてみました。

『なか志まや 一衣舎 komamomo玖 三人展』
3月19日(土)〜23日(水)5日間
11時〜19時(最終日は17時まで)
名古屋市本山 flootにて
名古屋市千種区四谷通2−8
http://floatmotoyama.wix.com/float

●2016年03月05日(土)

洛風林『日月文錦』袋帯が入荷しました。

この帯でなか志まやでは七代目にあたるでしょうか?
黒地、茶地などありますが、この地色のものがやはり好きですね。
洛風林初代・堀江武さんの頃から織り継がれていると聞きます。『日月文』という名の通り、『太陽と月』の丸が金箔、銀箔のすこし歪な円として連続しています。

なか志まやがこの帯を取り扱いし始めた頃には、制作は勝山織物さんが手がけていて、本物の『焼き箔』の美しさを学びました。勝山健史さんの個人の作品での箔のこだわりが、そのまま全面に存分に感じさせてくれる作品の一つだと思っています。

なか志まやで七代目に当たりますが、毎回焼き箔の加減が違うので『金と銀』のところのトーンはかなり違います。太鼓は金ですが、帯前は金と銀が半分ずつ出て来ます。そしてまた全通で織られ、どの円の色合いも光の当たり具合で、まばゆい輝きをしたり、地色に溶け込んだりする不思議な帯ですね。

合わせた着物は、塩蔵繭から製糸した糸をジャガードで織った『綺芙織』。小さな菱の地紋を持つ『美しいドレープと光沢感』のある無地の着物、制作は勝山健史さん。着物と帯を共演させてみました。

追記 下の画像く比べてもらうと分かるのですが、光の当たる角度で、帯の表情がまったく変わります。

●2016年03月04日(金)


●2016年03月01日(火)

染織家・志賀松和子さんの新作が入荷しました。

(経糸 ぐんま細 生絹)・(緯糸 又昔 精錬)のまるまなこ縞。
白の経糸(たていと)に椿で染めた藤グレーの緯糸(よこいと)。
紫を奥に隠し持った品格のある反物にあがりました。

こんな夜中に商品撮影しても、また私のカメラや技術、撮影環境では、その微妙な紫感が全く伝わらないのですが、『えい!ままよ!』と先ずは画像をアップしてお知らせします。帯を上手く合わせると、着物の色合いがより鮮明になるかもしれませんね。次は帯とのコーディネイトを考えてみます。