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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2016年09月の店主日記
[過去の店主日記一覧]
●2016年09月28日(水)

名古屋・三人展に多くのお客様にご来場頂きまして、誠にありがとうございました。今年の3月が第2回目の開催でしたが、3回目を迎える今回は特にリピートでお越し頂いた方が沢山いらっしゃったことが、私どもの大きな励みになりました。本当にありがとうございました。

2階から3階に会場が移りより快適な空間で、着物を選び、小物を選び、そして採寸、仕立ての相談と三者それぞれの役割を、ゆとりある空間の中で発揮出来たのではないかと思います。次回は来年の3月を予定しておりますので、また皆様にお会い出来ます事を心待ちにしております。

なか志まやは10月より東京に腰を据えて、10月下旬、12月など展示会を予定しております。いつもの通り平常時は、誠に恐縮ですが、ご来店の祭は営業日をお問い合わせ下さいますようお願い致します。いよいよ袷も本番です。美しい染織を身体に沿わせてみたい季節が深まって行きます。どうかお気軽にお問い合わせくださいませ。

●2016年09月27日(火)

棚の数も増えました!

●2016年09月26日(月)

なか志まやで誂えさせて頂いた単衣の一式でご来場頂きました!
一衣舎の木村先生に着姿、着付けの癖などを見て頂き、さらに寸法等のブラッシュアップをさせて頂きました。

●2016年09月25日(日)

礼装から準礼装、そしてスマートカジュアルまで、和装における和小物のコーディネイトが、komamono玖の渡辺さんにより、豊富なアイテムの中から的確に提案して頂きます。

●2016年09月12日(月)

染色家・仁平幸春さんに教わったこと。

それは日本の染織品における『茶成分の重要性』です。
なか志まやは昔からグレーとベージュを基本色に取り合わせを考えていますが、茶成分を上手く内包できた場合、それが例え洋服的なスタイリッシュなコーディネイトになろうと、和の衣装として品格や奥行きを持たせる事が出来ます。

詳しくこちらへ(昔書いた、なか志まやのfacebookページ内の記事です)
『染色家・仁平幸春氏となか志まや』
https://www.facebook.com/nakashimaya/photos/…

今回、仁平さんに染めて頂いたのは、以前の更紗展用になか志まや用オリジナルとして染めて頂いた柄を、青味の薄グレー地からカフェオレ色地に変えて、金銀加工はせずにさらりと作りました。
タイトルは『唐草バテック』、墨黒と茶だけの構成ですが、なか志まやらしい『茶の装い』になりました。

以前、仁平さんに、『なか志まやの茶色』というタイトルのブログを書いて頂いたのですが、その中の一節

http://blog.foglia.jp/?p=13528(リンク先 仁平幸春の覚え書き)

なか志まやさんの茶色を一言で言うと
「なか志まやの茶は薄肌一枚向こう側に匂う」
という感じでしょうか。
女性の薄い肌の向こう側の血色を見るかのような色気と魅力があります。

最高のお褒めの言葉で今でも忘れません。
今回はさらに2本、『茶』をメインにした帯を染めて頂いています。どれも秀逸、頭の中ではすでに美しい『和の着姿』が浮かんでいます。是非ご覧くださいませ。

9月22日(木)からの、三人展にも出品いたします。
なか志まや・一衣舎・komamono玖 三人展

9月22日(木)〜26日(月)の5日間
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
名古屋市本山 floatにて 
愛知県名古屋市千種区四谷通2−8 YOU YOTSUYA 3F

●2016年09月11日(日)

『美しい絹糸がつくる織の無地』

着物 勝山健史 白雲練貫 水浅葱ドット
帯  勝山健史 向鳥花菱文

有水羽絹、綺芙織に続く勝山さんの新しい着尺・白雲練貫。
少し格調を感じる文様の帯を合わせて、今まで染めの色無地、附下などを着用していたシーンに、その代わりとしてこの織の無地を着て頂けます。

塩蔵繭から挽かれた糸、織組織の組み立て、透明感ある色目、布のドレープの美しさなど、欧米のハイブランドのアパレルでの装いが殆どの中でも、全く退けを取る事なく、寧ろ日本人女性の美しさを最高に際立させてくれるのが、勝山健史さんの着物と帯です。

9月22日(木)からの、三人展にも出品いたします。
この他、勝山さんの新作を揃えておりますので、是非ご覧になってみてください。

なか志まや・一衣舎・komamono玖 三人展

9月22日(木)〜26日(月)の5日間
11:00〜19:00(最終日は17:00まで)
名古屋市本山 floatにて 
愛知県名古屋市千種区四谷通2−8 YOU YOTSUYA 3F

●2016年09月01日(木)

柳 崇さんの着物と帯

着物 賤機(しずはた)織・矢車地
帯  黒地残糸段九寸名古屋

いよいよ9月です。まだまだ残暑厳しいですが、頭の中をがらりと変えて秋冬ものの本格的なスタートです。

染織家・柳 崇さんの作品は、織物を愛する方に是非、身に纏って欲しいエッセンスが満載、その織り味に糸の膨らみを感じながら、透明感ある天然染料の色合いを身体に添わせて、末永く愛用していただける作品となります。

9月22日(木)〜26日(月)、名古屋本山での『三人展』でも柳 崇さん、そしてご子息・柳 晋哉さんの作品を出品致します。