●2003年05月17日（土）

　　　　 『三趣会』にて

　　普段のなか志まやでの気っ風市と違い、本格的な古典柄がずらりと揃う会、歴史と熟練された染めの技術でつくりあげられたきものの中から、ベストの一枚を探す。いろんなことを自分なりに、着手の立場にたって考えると呉服屋も大変ですが、お客様も大変です。こういう会では、雑音も多いしね。でも、こうして、もうこれまでという処まで、頑張ると必ず御褒美があります。
　お店にかえって、落ち着いて、いつものなか志まやの雰囲気で、もう一度、着手ときもの見直すと、全てが一本にピーンと繋がりました。よかった、、、、。

●2003年05月09日（金）

　　　　　 ５月の展示会

　５／１７（土）、１８（日）に築地の料亭で開催される消費者販売会に参加します。きものが京都の野口さん、帯が細尾、紬が廣田紬さんといずれもとっぷメーカーの年に一度の消費者セールなので、展示会嫌いのなか志まやのこれだけは毎年参加させてもらってます。
　なんたって、大嫌いなマネキンのおばさんがうるさくつきまとう事もなく、きもの好きなお客様をお連れして、何時間も着物談義をして過ごします。気に入って買って頂く事は正直、一番うれしいです。でも普段なか志まやでお見せできないものを、お客様と一緒に楽しんでお見せ出来る大好きな会です。
　そういえば、昨年は、自分の右斜後ろにあった帯を取ろうとしてひどいギックリ腰になり、歯を食いしばりながらせっきゃくしました。もう一年です。