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なか志まやからのお知らせ

2015年12月のお知らせ
[過去のお知らせ一覧]
●2015年12月27日(日)

自慢の着尺が2反揃いました!

川村成(かわむら・じょう)さんの着尺です。上質な座繰り玉糸を使い、彼独自の綾織りの布は触って頂くとより分かるのですが、しっかりとした打込みのある布であり適度な膨らみがとても心地よいです。

仕立の一衣舎・木村幸夫先生の布に対する厳しい目を、幾度も通って来ている川村さんの着尺は、独特のリズム感があったのですが、なか志まやでは彼の自由な作風は帯に活かしてもらい、着尺はなか志まや好みに端正に織って頂いています。

手前の無地感は、白ベージュの中に、ほのかに赤茶味があり、それがなんとも言えない織りの揺らぎになっています。帯は柳 晋哉さん。

奥のグレーは、乱れ縞を綾織りで表現しています。注文していた感じよりも少し濃い感じで上がりましたが、とても複雑な組織でランダムな縞を織り出して、その中に川村さんらしい茶と緑が隠れています。届いたばかりで糸の組み立ての詳細はまだ聞いていませんが、傑作だと思います。帯は勝山健史さん。

光沢系の美しい絹織物の着尺、なか志まやでいうと志賀松和子さんや勝山健史さん、八丈や白たか、そして西陣お召とは違う艶を持つ布。ハードユーザーな方にも是非お召し頂きたい着物です。

●2015年12月25日(金)

営業のお知らせ

25(金)、26(土)は出張の為、お店はお休みを致します。
ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。

●2015年12月17日(木)

勝山健史さんの新作が多数入荷しました!

長野県の駒ヶ根で養蚕、塩蔵、糸つくりをして、着尺や帯を作られている勝山健史さんの作品です。名古屋帯ではヨーロッパの古典裂をモチーフしたデザインを多く取り扱いしましたが、今回の新作には『日本の古典柄』を表現したものが揃いました。

昔から織り続けられている『団唐草』をはじめ、名物裂なども揃いました。
『綺芙織』と名付けられている無地の絹織物も、なか志まや用に織り出して頂いたものが入荷しています。綺芙織は初期の段階からなか志まやでは取り扱いをさせて頂いてますが、今回の銀鼠の綺芙織は今までのものとまた違う生地質で織り上げられています。

『美しい絹織物をつくりたい』という勝山健史さんの情熱には本当に共感出来ます。
また同柄のものを作ったとしても、毎回色出しは違います。糸使い(かなり重要)、色合いが変わると、たとえ同じ柄の帯でも表情ががらりと変わります。勝山コレクターと自分の事を呼ばれているお客様もいらっしゃるように、多くの着物ファンを魅了し、その織物の美しさは別格です。

なか志まやでは今、名古屋帯12本、綺芙織2反揃っていますので、ご興味のある方はどうかお早めにご覧になってみてください。年末はぎりぎり29日まで営業しようと思っています。
25、26日と出張がありますが、それ以外はご来店の前に、お電話、メールなど頂ければ幸いです。土日、祝日に関わらず営業致しておりますので(年末の為、ちょっとした外回りで店を留守にすることもあります)、どうか気軽にお問い合わせくださいませ。


●2015年12月09日(水)

本日12月9日(水)は、急用の為お休みとさせて頂きます。誠に申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

なお、12月は日・祝祭日も先にご連絡頂きましたら営業致しますので、気軽にお問い合わせ下さいませ。

追記:今日、ご来店されましたお客様があり、大変申し訳ありませんでした。休みにしていても近くにおりましたら、対応させて頂いたのですが、少し遠出でご迷惑を掛けてしましました。なるべく早めに情報を上げるように努めますので、勝手を言い誠に申し訳ありませんが、営業日などご確認下されば幸いです。お手数をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。ありがとうございました。

●2015年12月07日(月)

『ビロードのコート地が入荷しました。』

輪奈ビロードにシケ引き染めをしています。後染めが非常に難しいビロードですが、今年は斜めしけ引き染めを、職人の手技が光ります。

黒のように画像では見えるかもしれませんが、黒と言ってもいい、とても深い青、紺青。洋装においては、冬の毛皮やカシミヤのように、和装の絹ビロードはこれからの季節に活躍する素材。絹の艶やかさ、触り御心地の良さが、冬のお出かけを楽しみにしてくれる、そんなコートになると思います。

●2015年12月06日(日)