●2016年02月25日（木）

新作進行中その２　『志賀松和子さんの新しい試み』

１月の八丈島での研究を経て、最初の作品になる糸です。
詳しくは書けませんが、基本になる経て糸『無撚の生絹（すずし）』は変わりません。緯糸はがらりと変わります。画像は染め上がり次第のもの、乾くと色も変わります。
織り上がりの全体のイメージは『白茶（しらちゃ）』、組織もあらたに考えています。いまのところ『吉野格子系』の着尺になると思います。
これから春に向かいます。単衣も見据えて、この糸がどんな布になるか楽しみにしています。

●2016年02月24日（水）

新作進行中その１　『染織家・櫻井和美さんの着尺・米綾小格子』

今年の１月始めに京都で打ち合わせしていた着尺が形になってきました。
経糸の染色は　檳榔樹、緯糸の染色は五倍子、布の裏表が微妙に色が違い（どちらを表にしても良い）、画像は藤色がかったグレーの面。

本来は綾格子目をはっきりさせるところを、組織は同じであえて無地に見えるように糸を染めて頂いたので、非常に微妙な布の見え方を狙っています。

『軽く柔らかく、シワになり辛い着物を』を目指していらっしゃる櫻井さん。この作品がなか志まやオリジナル第一号になりますが、一級の上質な座繰り糸の膨らみが、着心地の良い布のベースになり、櫻井さんのお人柄もプラスして、『普段使いも出来る、何度も手が伸びる着物』になると考えています。

３月１９日（土）〜２３日（水）の名古屋市本山での三人展になんとか間に合わせて頂くように頑張ってもらっています。

●2016年02月07日（日）

和樂掲載柄のお召入荷のお知らせ

昨年の小学館・和樂四月号の森田空美さんのページで掲載して頂いた西陣お召の同色同柄が入荷しました。和樂は毎回素敵な着姿の画像を掲載していただけるのですが、このお召に関しましては、『色柄が分からない』と多くのお客様に問い合わせ頂きました。着物はすぐに売れてしまったので、実物をお見せ出来なかったのですが、今回、同じ様に織り上がってきました。

なか志まやでは『スーツ感覚』という着物の代表として長年お薦めしてきた『織司なかむら』の西陣お召『小窓格子紋』で、この１反のみになります。

追記　同じ号に藤井礼子さんが主催する、手描きジャワ更紗reisiaの帯に合わせましたお召も、同柄でなか志まやオリジナルカラーが入荷しています。薄いグレー濃淡の柄になります。

●2016年02月06日（土）

和樂掲載時の森田空美先生のコーディネイト＆着付け

●2016年02月05日（金）

２月営業のお知らせ　３月　名古屋・三人展のお知らせ

２月は日・祝祭日に関わらず、先にお問い合わせ頂きましたら営業を致します。平日もほぼ１２時より営業出来ますが、外回りに出ることがありますので、先に電話、または営業時間の確認などをしてくだされば幸いです。勝手言い誠に申し訳ありません。

３月１９日（土）〜２３日（水）は、名古屋の本山にて『三人展』を予定しています。なか志まや・一衣舎のコンビに、若く美しいkomamono玖さんが昨年より参加してくださり、長く続いた二人展（おっさん二人のKYコンビと言われていました）は新しいエネルギーを注入されたようで、活性化しコンビからトリオに昇格しました。
昨年の経験により会場の様子も掴めましたので、今年も充実した準備をして名古屋に参りたいと思います。どうかご予定にいれてくださいませ。

追記：新作展のあとですが、オーダーしていたものが入荷しはじめています。作家ものの『苧麻上布着尺』、各産地の夏ものなども、ぽつぽつと入荷しはじめました。まったく気が早い話ですが、多くは一点ものですのでお早めにご準備をお考えの方は気軽に覗いてみてください。FBやHPでの画像発表などはもう少し後になると思います。

●2016年02月01日（月）

新作展、そして気っ風市終了致しました！

ご来店頂きました皆様、本当にありがとうございました。無事に展示会も終了致しました。

最終日の夕方には、名古屋のお客様にもご来店頂いて楽しくお話をさせて頂いたのですが、次回は３月１９日（土）〜２３日（水）、名古屋で展示会を致します。
なか志まや・一衣舎・komamono玖　の三人展です。場所は昨年９月に行いました本山の会場になります。三者が揃いますと、充実した品揃いになると思いますので、どうか御期待下さいませ。

東京のなか志まやは、２月は出張はなく新宿のお店にいることが多いです。
ただ店を留守にしてしまう時間、曜日もあると思いますので、勝手を言い誠に申し訳ありませんが、先にメール、または電話で営業日、営業時間などをご確認くだされば幸いです。可能な限り土日、祭日でも営業致しますので、気軽にお問い合わせ下さいませ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　なか志まや店主　中島寛治