商品紹介

中島清志さんの越後上布

経て糸が紡績の苧麻120番、緯糸は手績みの苧麻、小絣の古代越後上布です。地機・雪晒し等、文化財の要件を含みつつ、ものによっては文化財指定のものより硬さを感じる作品もあるのですが、中島さんの古代越後は織り上がりに薄さ、しなやかさを感じます。名字が同じと云う事で勝手に親しみを感じており、これまで取り扱いさせて頂いた越後上布の多くは中島さんの作品になっております。

 

年代を問わず飽きが来ない小絣の越後上布。画像は越後上布の格子八寸帯を合わせていますが、夏の更紗帯などの染め帯から、藤布・しな布などの自然布系の帯を合わせて頂くと、夏の着物の素材の豊富さ、日本の染織、夏の布を纏う醍醐味を味わって頂けると思います。永くお召し頂くためにも、着用頻度、汗の具合によっては、何度も水洗いをして頂けるように仕立てをし、もし経年により黄ばみが見られましたら、産地に戻し雪晒しで自然漂白をして頂き、新たな気持ちでお召し頂けたらと考えております。地機の結城紬と同じく、布が育って行く感覚を、着手が歳を重ねていく時間と共に楽しんで頂きたい作品です。   この写真の説明には会員限定のテキストがあります >会員ログイン  

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