お知らせ

青と藍 春の小紋と染め帯

藍と青がお好きなお客様に着物と帯を別染めいたしました。ベースにした着物、帯は共に夏物の素材に染まっているものでしたが、生地を春にお召し頂く白生地を選び、配色は夏の物のままで染めています。夏物にはなかった、紋柄が着物と帯にはあり、夏の平目の生地よりも立体感を感じます。今年は桜も早く、今日も日差しが強いくらいでしたので、青と藍の配色がとても爽やかで、お客様にとてもよくお似合いでした。

着付けのお手伝いもしましたので、帯を仮紐で留めた状態で、帯締と帯揚げを鏡の前でお客様のお好みを選んで頂きました。小物はその日の天候や、気分で変わるもの、次にお召しになる時は、小物も変わっている事と思います。

勝山さと子さんのオリジナル利久バックをお持ち頂いたのですが、急いで撮影したせいか、バックはピンぼけになってしまいました。4月9日からの、勝山さと子展では、秋に向けて勝山さと子さんの帯地を使い、オリジナルのバックのご注文もお受け致します。ご興味のある方は是非ご相談下さいませ。裂見本をお見せしながら、バックの形の御相談もお受け致します。