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				●2012年05月23日(水)
				
			
		
		
 昨年に引き続き、ここ郡上八幡の愚浄山房にて第二回愚浄山房展を開催することになりました。
 この素晴らしい邸宅の中で、着物をゆっくりとご覧頂くこと、その贅沢な時間は日頃、都市生活に慣れてしまった私どもにとって、新鮮な驚きであり至福の時間でもありました。
 それとともに、着物だけでこの空間を楽しむにはもったいない、何か欠けている
 ようにも感じました。衣食住とはよく言ったもので、この3つ調和を求めて来たことで日本人は美意識を向上させてきたと考えます。ならば、生活に寄り添った器や家具もこの空間の中で提供出来ないものかと、昨年より企画を練って参りました。
 
 今年の愚浄山房展は、着物という衣装だけに留まらず、漆器、白磁、木工、硝子など
 5名の工芸作家を迎え、華道家による和花のインスタレーション、そして名室『山心亭』にてお茶のおもてなしをご用意して、皆様をお迎えしたいと考えています。
 第二回『愚浄山房展』は衣(衣装)と住(住まう)の調和を(衣和住)をテーマに、数々の名品を皆様にお見せ致します。どうぞご高覧のほどを。
 
 
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