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				●2005年06月20日(月)
				
			
		
		
 あたらしい感覚!と、、、、
 
 真矢さんの着物本『パリジェンヌの着物はじめ』をご覧になった方はお分かりになるかもしれませんが、今回もコーディネイトは今までの真矢さんのイメージを一新するものになったと思います。
 メタリックなシルバーを感じさせる質感。この画像では分かりませんが、角通し柄を経錦で織り出した御召地 風通織になっています。
 帯は真矢の着物本でも紹介してあるマイファーストに合わせた帯です。
 (シルバーと黒)
 冷房に弱い真矢さんに 夏の羽織も(薄い縞を織り出したグレー地に黒の縞が絵羽風に)作って頂きました。この羽織は これからの季節はもちろん、今後塵除けとして活躍することでしょう。
 何年も前に作って頂いた帯が またこうして新たな命をもらったように活躍できるのはとても嬉しいことです。
 そして何よりも いままでクリームをベースにした色合いの着物が多かった中で
 今回の着物が いままでのイメージとは全く違う感覚で真矢さんに似合っているのが
 とても嬉しかったです。
 とうぜんのように(笑) この日のパーティでベストドレッサー賞を獲得したのは
 言うまでもありません(w)
 
 さて この色合わせ新しさの他に重要なポイントがあります。羽織の衿のかえりの美しさです。ここは 今までになんど呉服屋としてもスタイリストとしても泣かされてきたことか、、、、大切な本番を前に何度縫い付けてしまおうか!と。。。
 
 実はこの羽織が出来上がり、仕立て屋さんから受け取るときに そこの先生から
 『ここは一番難しいポイントですから 着用してみて、そのあと若干の修正が必要かもしれませんね。』と言われていたので少し心配していました、、、
 
 とここまで書いたら、その仕立ての先生から電話が、、、
 『日記みました!いい感じで御召しになられてますね、安心しました!』と
 札幌から電話が入りました。
 今日で札幌での個展も終了とのこと、宿からの電話でした。
 コメントを書いてなかったのに 先に画像をあげてたので 早速のチェックw
 さすが 見る所が違います(笑)
 まえにオダギリ ジョーのお茶のTVCMで、生成り袴の仕立て上がりのラインで
 凄く話が盛り上がり もっといい袴やろう!て話しあったのを思い出します。
 
 羽織は問題なし!w
 でも先生、、、、、この生地 お見せしたの覚えてらっしゃいます?
 『縫いにくい生地ですね!』釣り合いが難しいとか、、、、、
 なか志まやが好きな生地は このように『光ものが多くてw 難しのが多い!w』
 ですよね(爆)
 でも圧倒的になか志まやらしさを発揮できるのは ここのポイントなんです。
 あの黒のグッチ風のポリの着物!あれも最後の決めてが仕立てなんです。日本で一番の仕立て屋さんにポリ服地で着物を縫ってもらうなんて もう絶対頼めませんがw
 生地のかっこよさと仕立ての良さが 圧倒的な着物を作るのだと思います(わがままです、、、、汗)
 そんな訳で、、、、、またまた無理なお願いですが、、、
 
 この御召、、、これからも宜しくお願いしますw  一衣舎 木村幸夫先生(笑)
 
 
 
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