| 
	
		
			
				●2008年06月25日(水)
				
			
		
		
 名古屋 月日荘にて7月5日より3日間
 
 今年の夏にも名古屋へGO! 行かせて頂きます。
 基本、旅は好きなのだろうと自分のことを考えます。ただかなりの貧乏性なのか
 なんとなく仕事がらみとか、そういう雰囲気は好きです。
 まったくオフ状態でいるのはどこか、後ろめたいのかな・・・
 昔、浜野安宏氏の、仕事を遊び、遊びを遊び・・・というフレーズの言葉を
 パルコ出版からの書籍で読んだことがあるけれど、一人でする仕事はどこか
 博打に近いし、コストマネージメントなどはかなり苦手な分野でしょう。というか
 徹底できない。仕事じゃなく趣味だよねて、言われたことがあるが、まんざら
 外れてはいないと自嘲してしまうこともある。
 
 澁澤龍彦をオマージュした図案を芝崎さんに依頼して、ようやく完成をみた。
 よくぞここまでの図案に仕上げてくれたと、感謝している。
 この図案の基幹になるものは、本棚である。目に止まりがちなドクロや球体関節
 人形ではない。本という美しい存在が、そのなかに無限の世界を内包しながら
 書斎の主の明確な嗜好をもとに集められ並べられて、洗練された調度品のような
 趣がある。それを縞や格子のように感じたことからこの図案は始まっている。
 
 本をそれほど読むことがない人生を今迄送って来たが、この図案と向き合い始めると、自然と本を手に取る機会が増えた。いまここで、これからたくさん本を読みますとは言わないけれど、本はとてもデザイン的に美しいものであると、あらためて認識できたので、すこし収集するかもしれません。
 
 
 
 
 |