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				●2007年09月14日(金)
				
			
		
		
 
 自分が発注している着物が機に掛かっているのを見る機会は、こんなに長い呉服屋のキャリアでもそうないものです。だいたい自分の性格上、こういう姿はあまり
 見てはいけない(笑)ように思ってしまうのです。
 はっきりいって『邪魔をしてないかな・・・』などと考えてしまいます。
 昔、バーテンダーをしていた頃、他のお店に飲みに行かせて頂いた時、先輩バーテンダーがシェイカーを降り始めると、そちらを見ないようにようにしていました。
 ( 湯島、ESTの渡辺さん )・・・とは少し違う気もしますが、特にものを創っている人に対する自分の姿勢というのには昔から敏感だったように思います。それと
 同じバーテンダーでありながら、僕はパフォーマーであったの対し、渡辺さんは職人でありました。どんな職業に付こうとこのような構図を崩れないであろうな!と変に納得してしまいました。
 
 そして、今は自分がオーダーしたものが形になっていく・・・織り着物の面白さを丁寧に追わせて頂いています。そしてその出来上がったものから、どんな着姿を演出して行くか!に取り組みます。
 
 
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