●2008年10月27日（月）

　　　　福岡展にご来場頂きました皆様！

　ありがとうございました。

　見易い展示を心がけて、今回も４０畳しっかりと使い切りました。

　はじめて、この一衣舎、なか志まや二人展をご覧になって頂く方が

　多く、福岡にも根強い着物ファンがいらっしゃると確信しました。

　次にお会い出来る時まで、また精進して楽しんで頂ける

　会にしたいと思います。


　余談ですが、なか志まやの値札が、この展示会から変わりました。

　手作り感溢れるものですが、いろいろ着物の情報を

　書き留めることが出来るので、しばらくはこの形です。

　さてさて、次の来福まで、皆様お変わりなくお過ごし下さいませ。

　本当にありがとうございました。

●2008年10月19日（日）

　　　　　吉田美保子　作『存夜気』

　２週間ぶりに着手を迎えた存夜気は

　今日は、採寸、仕立て方法、裏地の素材と色

　そして、帯と小物決めました

　鳥肌が立つようなコーディネイトをしたい！という

　なか志まやの我がままを　快く受け入れて頂き

　はっと！するような帯合わせ　そして帯締めに



　着て頂いて　女性が生き生きと見えて来る着物は

　本物だと実感します

●2008年10月10日（金）

　　　　　　　セレクトショップ


　要は自分の目が、お客様にとって変わりとなり

　魅力あるものを常に探して、または創り

　提案し続けることなんです。

　よい目（センス）は、自分がどういうものに触れて

　吸収して蓄積していくかと

　持って生まれた絶対的な感覚によるものです。

　でもその評価は、あくまで相対的なことで

　それはいつも揺れ動いています

　こういう感覚て、僕には商売的に

　とても不利な感覚で

　まず第1に、感覚より数値を念頭におけるなら

　ある意味凄く成り立ち易いのかもしれない

　などと思う・・・




　いままで、扱ってないテイストの小紋が

　お客様にとても似合って、買って頂いた。

　これは商売的な満足でなく

　感覚的な満足

　僕の８０％以上は、こういう営みなのだと

　つくづく思う

　２０年この道をやって来たというのなら

　絶対にその半分、せめて１０年以上は

　良い着物を作ったと

　お客様に思ってもらいたい

　それが絶対的な、なか志まやの数値だと思う


　

　

●2008年10月09日（木）

　　　　　存夜気　刷り込み絣　吉田美保子　作


　偶然にSOME ORIされましたが

　必然にその絣は存在しています

　同じものは出来ませんが　一衣一人

　望む処です

　『色彩は感情表現　図柄は体型の補正

　　年如に　美しき　心美人に捧げます』

　前田先生の教えが蘇ります

　

●2008年10月05日（日）

　　

　　『存夜気』　着手が決まりました。

　　　初めてご来店頂いたお客様でしたが

　　　少なからずのご縁がある方でした。

　　　織上がり、仮絵羽に初めて袖を通された方が

　　　そのまま、この着物の着手になってくださり

　　　驚きとうれしさで一杯です。

　　　中島の狙った通り、刷り込み絣は野暮にならず

　　　ふんわりとした座繰の糸に、エレガントさが感じられ

　　　着姿をとても美しく見せています。

　　　といって出しゃばらず、控えめで知的な着姿

　　　もちろんそれは、お客様の個性と相まって

　　　完成された着姿だったと思います。


　　　画像は、『存夜気』のイメージを固めるための試作生地

　　　

追伸：吉田美保子さん！昨年の『大理石宮殿』の時は、出来上がった
　　　絵羽をいの一番に着せてあげたけど、今度は完璧にこのお客様
　　　の為に染めて、織た感じですよ。

●2008年10月04日（土）

　　　　　　　吉田美保子新作『存夜気』・仮絵羽打合せ


　一衣舎さんにて、仮絵羽の検討です。
　刷り込み絣の技法を生かし、着装した女性がすらりと、細く見える
　すっきりと知的に見える　これをテーマに『染め・織り・縫い』の
　三位一体を目指しています。

　この着物を着た女性が美しく映えなければならい！
　これが、なか志まやの使命であります。

　存夜気はそんな着物です。
　はやく、着装された姿を観たいものです。
　果たして、僕の思惑はうまくいっているでしょうか・・・

●2008年10月03日（金）

　　　吉田美保子作『存夜気』

　制作過程は、店主日記８月、９月をご覧下さい。

　または、吉田美保子さんのブログ『some origin』
　
　http://someori.cocolog-nifty.com/　　をお読み下さい。