商品紹介

reisiaジャワ更紗の麻地が入荷しました。

本来は5月の始めには届いていた手描きジャワ更紗reisia・藤井礼子さんの夏の新作がようやく入荷しました。コロナ禍による影響でインドネシアからの国際郵便もストップしていたのです。

コロナの被害はインドネシアでも甚大で、先進国のような行き届いた交通やネットのインフラが無い中、めげずに制作して頂いたその苦労には頭が下がります。(画像は太鼓柄、合わせた着物は夏塩澤です)

これは前帯柄、帯締と帯揚を乗せています。ジャワ更紗としては完璧に仕上がりました。ただ呉服の帯にするには、少し問題が出てしまいました。   この写真の説明には会員限定のテキストがあります >会員ログイン  
名古屋帯に仕立てますと、端の嶋柄が少し欠けてしまいます。縞の柄に更紗職人が力を入れる事は間違いではないのですが、九寸名古屋帯に仕立てますと、どちらかの端の縞を少し中に入れて仕立てなければなりません。藤井さんも現地のマネージャー・エディー君もその事はよく分かっていたのですが、今回のコロナの影響で、移動も連絡もままならず、中々密なチェックも出来きませんでしたので、仕方ありません。

『関東手か関西巻きによって、どちらかの縞柄を少し中に入れて仕立てます。』
タレ先・太鼓中心の柄と前帯柄の寸法には余裕がありますので問題はありません。

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画像は関東手で結んだ場合の帯前柄。この上の縞柄をギリギリ活かす方向で考えています。合わせた着物は、絽紬にドットを染めた夏の小紋です。   この写真の説明には会員限定のテキストがあります >会員ログイン  
画像のように全通柄、タレ先の裏には、更紗の小紋柄が染まっています。reisia更紗は、このように手描き・チャンティンの蝋伏で全通で染めてあります。地色を生地のままでするにはかなりの場所を蝋で伏せるのですが、この長さになってきますと染めのリスクも増して、技術を要する仕事になります。

この仕事量に対して、当初からお値打ちな値段であったreisiaの更紗帯ですが、この麻地の帯につきましてはお値引きしてお客様にお求め頂けるように致します。気に入って頂ける方がいらっしいましたら、是非気軽にお問い合わせ下さいませ。
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