3月9日(土)~17日(日)
12:00~19:00
麻布 なか志まや にて
*展示会期間中が御予約なくともご来店いただけますので、お気軽にどうぞ。
発表するものは、早くも薄物が出て来ます。絹織物の薄物に関しては、明かに夏物と分類される従来の絽、羅、紗などの組織とは違って、昨今の温かい気候に合わせて作られている、絹の薄織物を柔軟に早い季節からお召し頂けるようご提案していくつもりです。
軽やかに織った新しい絹織物を、またその素材をベースにした染めの着物や帯、襦袢を、今までの衣替えの考えから解き放ち、さらに長くお召し頂こうという狙いです。
勿論この事は、ライトカジュアルからスマートカジュアル、そしてライトな準礼装としてお召し頂く着物、帯、そして襦袢に当てはまる考えになります。今まで通り、守るべき着装のルールは尊重しながらも、今の時代に対応して変革は必要ですね。
麻布に移転して5年、開業して32年、なか志まやとしては5代目、創業年数は~、、、100年を優に超えます。正確な年数を知らないのが、放蕩な私らしくもありますが、これから変わりゆく5年をやって行かねばなりません。
京都小阪・丸文唐草/勝山健史・木瓜文帯
地機結城縮・緯絣/勝山さと子・ドイツ装飾文帯
志賀松和子・生絹平織無地/勝山健史・西洋唐花帯
志賀松和子・生絹平織格子/柳 崇・綾織格子帯