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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2011年09月の店主日記
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●2011年09月01日(木)


久々に長野県松本市、光佳染織まで行ってまいりました!
織り上がる布は本郷孝文さんの流れを汲み、着た瞬間から身体に馴染む、糸の撚りと打ち込みが絶妙に計算された織物です。糸も生糸、真綿、天蚕糸、柞蚕糸など様々な糸を草木染めして使います。
今まで透明感と光沢感を重視してきたなか志まやは、綾織りの八枚綜絖を織って頂くことが多かったのですが、今回は綾織り以外の組織を幾つか発注してきました。

なかでも、柞蚕糸を使った無地は、おお〜と声が出る程の美しい布、織り傷だらけのような生地なのになんとも言えぬ光を含んで、きっと着た女性を美しく見せる事間違いない!という織物でしたが、適度な糸が今、無いためよい柞蚕糸が入り次第、織っていただくことになりました(織り見本さえ、数十センチでさえ欲しい程の美しさ)

また、網代織りを無地感覚でさらに、生地に奥行きがでるようにしたもの(グレーと白をつかい)や、熨斗目を綾織りでなく、しずはた織りで、段の中に色糸をアクセントで使うなど、新しい試みの熨斗目織り絵羽も織って頂きます。