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ある日のなか志まやの出来事、つれづれ

2014年03月の店主日記
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●2014年03月18日(火)

なか志まやオリジナル・麻のジャワ更紗九寸名古屋帯

『なか志まや 一衣舎 二人展』出品より 

麻地に染めたレイシアジャワ更紗(by藤井礼子)九寸帯です。
手描きのジャワ更紗の羽裏に続き、藤井さんと相談して暖めてきたジャワ更紗の夏物が完成しました。
なか志まやオリジナルの麻のジャワ更紗帯です。

これは一番最初に出来たので、No.1。

まだ桜も開花してなくて、とても夏物の着物なんて考えられないかもしれませんが、この更紗は下絵・チャンティンでの蝋伏など数ヶ月も制作に要するので、昨年の秋から取り組んできました。
このNO,1と第二作目、NO,2をいち早く名古屋にお持ちします。

通常は着物と帯のコーディネイトで画像をお見せするのですが、今回は帯だけで。着手のイマジネーションを湧かして頂いて、いろんな夏きものに締めて頂きたい、世界で1つの帯です。
もちろん、生地の端から端まで全通で更紗が描いてあります。
(太鼓の引っ返し、裏にも柄がきます)

3月22日(土)〜25日(火)まで 名古屋 月日荘にて

●2014年03月07日(金)

染織の産地・米沢のものを

信頼をおいている米沢の近賢織物さんの着尺。
紅花染めを下地につかってる絹織物の組織織りです。無地の織物になりますが、カジュアルから帯次第でちょっとしたお出かけまで着回しが効く着物になるでしょう。画像では見えにくいですが、細かな織り柄が浮いて見えます。

帯は同じく米沢の新田さんの吉野格子九寸帯。
産地問屋の粟野さんが色出しされたとか。
粟野商事さんの展示会で見つけた米沢の着物と帯を取り合わせてみました。

これから明るい日差しと、過ごし易い暖かさのある季節に向かいます。そんな時期にお召しになって頂きたい一式。単衣仕立てにして、春単衣として着て頂くのも良いと思います。